あーあ、でもこれで何度目だろう。
これでいいの?親を何度も泣かせていいの?もうすぐ30歳。これでいいの?

おれがしっかりしてないからみんなに心配されちゃうんだろうな。
おれはこれでいいと思ってるのにおれ以上に周りが心配しているみたいだ。
なにも考えられていないんだ。
でも、これが最期だって、生きているなら輝いてみたいよ。
くれよ、光。心配してくれてたみんなあっと驚かせて笑わせたいよ。涙なんて一瞬で忘れて欲しいよ。
真面目じゃないよね。一発逆転狙ってる。
だれも君のこと悲しませたくなんてないんだよ。
でもおれはおれさ。
おれの人生に他の誰も口出しはできないよ。どうせ死ぬ。そう思えば少しは気が楽になるだろう。

悲しいけれど、終わりにしよう。キリがないから。