銀杏BOYZから大事なお知らせがあります。
アルバムが完成したばかりですが、ギターのチン中村とベースの安孫子伸也が脱退します。


9時間経って、やっと悲しくなってきた。
さっきまでスタジオで銀河鉄道の夜歌ってた。このベースライン。高校の時必死で練習したベースライン。今でも完璧には弾けないベースライン。アビちゃんが弾いてたんだもんな。こんなベースライン作れる人、やっぱり他にはいないんだよ。メンバーが変われば音楽になんかしらの変化が生まれる。銀杏BOYZは元々ボーカル峯田がソロで始めたものだったけど、ほとんど最初からゴイステメンバーで集まってて、銀杏BOYZの音楽を初めて聴いた時は、ゴイステとの変わりようにこれもまたショックを受けたんだけど、聴いてくうちに、銀杏BOYZの方が綺麗事なしのすんごい歌歌ってるなって気付いて。受け入れることができた。
チンくんについては、なんかずっとちょっと馴染めてない感じはしてた。チンくんいつも頑張ってるように見えた。けどこの4人で銀杏BOYZなんだよね。
昨日かな?銀杏やばいって書いたばかりだったのにね。マジで銀杏を越えるバンド中々いないでしょ。峯田は本当に音楽に取り付かれてる。別に銀杏信者のつもりでもなんでもないけど。これがロックでしょ。
綺麗なこととかそれなりに練習すればだれだってできるんだよ。そんなもんにはもうみんな聞き飽きてる。このバンドの魅力はメンバーの人間味なんだよ。アーティストでしょ。他のバンド、ロックだなんて、パンクだなんて、比べものにならないね。基準なんてないんだけどさ。俺が思ってるロックってのは精神だから。
どれだけ守らずに攻められるか。それがロックでしょ。綺麗なもので塗り固めたのは好きじゃない。音楽に関してこういう感性なんだよ。
銀河鉄道の夜弾きながら、思ってたよ。もう聴けないのかって。アルバムができてもライブやってくれないのかって。対バンしたかった。まだドラムの村井のサインしかもらってない。アビちゃんと同じベース使ってるんだよ。峯田と一緒にバンドできる人もそういないよ。本当ストイックそうだもんね。アルバム作るのに10年かかってるなんて。
でもメンバー峯田以外みんな結婚してるもんね。現実が見えたのかな。なんとなくわかる気がするんだ。急に糸が切れて、今までのことがなんだったのかわからないような。そして一度切れたらもう前と同じ気持ちは戻って来なかったんだ、みたいな。
大変過ぎてね。楽になれたんだよね。
他になにができるのだろう。そんなことわからないけど。辛過ぎてもうやりたくもないかもね。でもね、僕ら銀杏ファンは4人が見たいよ。4人じゃなきゃ銀杏だって信じられないよ。いつも血だらけでライブ、見てるのも痛々しかった。そのくらい生だった。画面越しに見ててもくっそ興奮するほど生だった。クソみたいな音楽で勇気付けてくれてありがとう。最終兵器はいつだって銀杏でした。4人で歌ったあの歌も今じゃもう聴こえやしないよ。君と僕との宝物。君と僕との宝物もの。だけど安心しなよ。僕等の思い出は消えやしないから。

銀杏BOYZ fuck forever


because,I love it.

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