やれ選挙だの、政権交代だの。
僕は知らない。なにも知らない。

どうだっていい。僕は思ってる。


あんな歳のいったおじさん共になにができる。金か、名誉か。


本当に興味なんてないぜー

なにしたところでなるようにしかならない。勝手にやってくれ。僕らはそれに流されて、いつだって対応して暮らしていける。勝手にやってくれ。今って日本だけの問題なんだろうか。もう今は世界全体が不景気になっているじゃんか。


さらにはさ、豚インフルエンザ。

最初にテレビで見たころなんて、「僕には関係のないことだなー」なんて思ってたけれど、もうどうしようもないくらいに広まってるんじゃんか。それでも僕は馬鹿だから「みんなが感染するなら自分もなってもいいやー。みんなが死ぬなら僕も死んでもいいやー。」なんて思って、簡単に親の前で話した。ただの強がりでこんなことを言うけれどよーく考えてみると本当に恐ろしい現実だ。

なぁ清沢。中学の頃の先生が言ったんだよな。

「君たちに未来はない」って。
この今起こっていることをその時すでに予言していた。豚インフルエンザのことも的確に。



僕たちに明日はない。
なんとなく毎日が過ぎて、朝が来ているけれど、もうすぐ、いつか、明日に恐怖を感じる日が来るかもしれない。

夢を見ること夢のままで終わってしまいそうだー





そんなときはみんなで死のう。みんなで死のう。

世界の終わりだ。


海に帰ろう。記憶になろう。思い出に生きよう。















そんなことも考えた。