僕は今、マックに一人。マックフルーリーを食べてます。

僕の目の前には制服を着た男の子と女の子達がいます。

この子たちはどんな青春を送るのだろう。いいな。羨ましいな。なにが起こるかなんてわかんないんだろうな。毎日学校に行って、きっと退屈で寝たりして、体育の授業だけは楽しくて、暑い教室にたまに風が吹くと気持ちいいななんて思うんだろうな。緑が広がる中庭を見るのが好きだったな。向かい側の校舎の窓から誰か知らない女の子が手を振っていて振り替えしたな。放課後には吹奏楽部が練習している音が僕の耳に入ってきたな。

いま、すべてのことが繊細に思い出せる。瞼の裏っかわに映し出すことが出来る。あぁー、たまんない。たまんなく欲しい。もう一度欲しい。たまんない。


あぁ青春時代。


あぁーときめいてー 涙流してー しょっぱい青春の日々はもう戻らないー



あぁあああ



五月病かな。




目の前の制服のカップルうぜー。




僕の頭の中でぶっ壊してやる。

BGM
童貞ソー・ヤング/GOING STEADY