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友達から僕の事を気になっている女の子がいると聞きました。

そんなこと聞かされたからもうニヤケてしまいますよ。相手はどんな子にしろ自分の事を好きになってくれたら嬉しいもん。嬉しいもん。


嬉しいもん(笑)












でもね、目を開けるともうその光景はなかったの。そう。夢だったの。起きたら暖房付けっぱなしだったせいか汗かいてたし。時計を見たらもうバイトへ行かないといけない時間だし。

ハァー


すんごい嬉しい夢だったのに。夢のなかでもドキドキしてたのに。


起きたら曇ってて寒いしよ。もう寂しいったりゃありゃしない。


あぁーあ、夢のなかはなんて幸せなんだ。現実の世界だったら絶対にありえないことが夢の世界だったらありえちゃうかもしれないんだもの。芸能人とだって付き合えちゃうかもしれないんだもん。昔の記憶にも戻れちゃうかもしれないんだもん。いっつもいっつもいい夢を見る訳じゃないけど、目が覚めた時は楽しかったーって気持ちになるよ。







それにしても今回の夢は残念だぜ。一人くらい僕の事を気になる女の子くらいいたっていいじゃんかよ。でも、ちょっぴりリアルだったから正夢なんかになったりしないかなー。ドキドキしちゃうぜー。






そんな気持ちでバイトにいったら、「なんか良いことあったんですか?」だって。すごいニコニコしてたらしいよ。絶対そんなことないのになー。
しかも、そのあと、「なんかいい夢でも見たんですか?」だって。
すげーや。僕そんな顔してたのかな。そこまで顔にでちゃったのかな。

確かにいい夢でしたよーだ!






ケッ、どうせ夢だぜ。












なんとかクリスマスの予定ができたぜ。女の子はいないけど楽しく過ごすんだもーん。


男と遊ぶ方が絶対に楽しいんだもんねーだ!