今日は17時から出勤。なんて学生みたいな生温いシフト。来月も全然稼げないや。
あーあ、なんて思ってた。
出勤したら、「今日まかない自分で作ってみる?」って言われて、うわあああああめっちゃれ嬉しくて。原宿店の店長からは嫌われちゃったのか、俺より後から入った仕事できない女の子が俺よりシフト入ったりで、なんだよクソ死ねとか思ってたけど。
新宿店では僕のやる気を買ってくれてそんな言葉をかけてもらえて、
今日初めて、生まれて初めて、ハンバーガーを作りました。
汚いけれど、美味しかった。
いや美味しかった。
教えてもらいながらやったからそりゃあ美味しく作れるに決まってるし、すべてを1から作ったわけじゃなくて、ただ焼いて、塗って、重ねてってだけだけど。
これがやりたかったんだよね。この1年。
それにもがいて、うまくいかなくて、最近はモチベーションも下がってたりして。
おれこれがやりたかったんだし、ここからが、また、また始まりなんだよな。
味は本当に美味しかったし、僕はこれからこういうことをやって人を喜ばせて、お金を貰ってってやっていくのが夢なんだよな、だからもっと美味しく、喜んでもらえるように作れるようにならなきゃなんだよなって、思いました。
そして、この初めて作ったハンバーガーを誰かに見せたい、伝えたいと思ったのだけれど、そこにすぐに思い浮かぶのはやっぱり君でした。
君は知らないかも知れないけれど、僕は今年古着屋さんを辞めてね、友達とハンバーガー屋さんやる!なんて言い始めちゃったんだ。笑っていいよ。
それから仕事を辞めて、馬鹿だからパン屋さんなんかやってみたりしてさ、あっ、そうそう、君と前に買って帰ったあの池袋にもあるパン屋さんだよ。
それからハンバーガー屋さんで働くようになってこの歳で、28歳で転職することに始めて転職が大変というか、人間関係のまた違った大変さ、自分自身のダメさも感じて、モチベーションがガンと下がったりもしたよ。ずっと何が幸せかなんてわからないままだった。
でも今日こういうことがあって、それだけで僕は嬉しくなって、君に伝えたくなったんだ。料理なんてなにもできなかった僕がこれから料理をして仕事にしていこうとしてるんだ。君の声が聞きたいよ。やさしい声が。君に1番に伝えたくなりました。
また美味しく作れるようになったら、また君を想うね。君は僕にいつも美味しいご飯を作って、夜遅く僕が来るのを待っていてくれたから。あのオレンジ色に光る間接照明の薄暗い部屋の中、こたつに座って眠そうに僕を待っていてくれた君がとても愛おしかったです。今も。
君の最近のことはな〜にんも知らないけど、もしも君に新しい彼氏が出来ていたら僕はどうしてか凹んでしまうけど、今それで君が幸せなら、それは僕が君にしたかったことなんだけど、
でも君が幸せなら、
それだけで、僕は嬉しいし、それだけが僕のすべてなのさ。今も君を想う。それだけで。
だから、僕も、君も、幸せになろうね。
あなたはきっと幸せになるし、
僕にもきっと幸せになれるわって、
そう言ってくれよ。
もっともっと頑張るね!
いつかもっと、もっと伝えたくなって、どうしても伝えたいと思ったら、また君に会えるような連絡するから。
元気でいてね。
君と、あの子と。
もうすぐ2017年が終わりますね。
僕たちが別れて2年くらいでしょうか。
ハロー お互いに幸せになりましょうね。
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