君がそんな状態だったなんて、知らなかった。僕だけが良くて。

思い出した時に連絡した。
優しい声にいつも一瞬で癒されて、でももう連絡もできないし、会えない。

僕がした罪に罰だ。
自業自得だ。
なんて自分の都合の良い。
そう思える。

そうだけど、どれも、生きてきて、流れて、そうなった。どれも嘘じゃない。今もそうだ。これも嘘じゃない。
また近付こう。そう思ったことも嘘じゃないし、今になってまた自分のしたことの罪に気付いて、こんなにさせてしまったのかとわかって。
そして近付こうと思ったら、もう僕にはなにもできない。だって僕が原因だから。

なにもできなかった。

自分のことばかりだったからだ。

彼女はもう僕を信じられないよ。

それでも僕の大切な人には変わりないんだ。僕の愛した人で間違いない。そして今も愛をあげたい人だ。

僕のした罪で。

ごめんなんて言えない。
なにも言えない。
なにもできない。


もうただ毎日想うことしかできない。
空に愛を飛ばそう。
祈るだけだ。僕の愛がどうか届きますように。

元気になってくれ。
元気になってくれ。
また僕の前で素直に笑ってくれ。
君よもう悲しまないでくれ。
おれが言えたことじゃない、わかってる。
それでもこれが今の言葉だ。

もうこれしかない。届け。

ごめんね。
愛してる愛してる愛してる。
愛してなかったら思い出さない。
大切な人だよ。嘘じゃないよ。

早く元気になってね。