午前二時。
父の部屋の電気がついていたから気になった。昨日倒れた父のことが気になった。体に気をつけて欲しい。こんな時間まで起きてて欲しくない。規則正しい生活、健康でいて欲しい。
父の部屋をノックした。父はデジカメをいじっていた。父が「なに?」と言う。僕は言えなかった。早く寝なよと言いたかった。父の部屋から漏れる光を見て昨日のこと思い出したんだ。光景を。
それでノックした。
父は頑固だ。早く寝なよ、いえなかった。なんでもない、そう言って父の部屋を出た。
今日も朝から普通に仕事へ行ったみたい。今日がなにもなくてよかった。それだけでよかった。
心配だ。
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